トヨタ「パッソ」(KGC30系)(※以下パッソ)の紹介です。
このページではパッソの情報と、購入した場合の各種費用についてまとめています。
前提条件について
本シリーズではこちらの条件に該当する車種を紹介しております。
・支払総額50万円以下
・国産車
・修復歴無し
・2014年式以降
・走行距離15万km以下
この条件の選定理由については下記記事を参照ください。
パッソの基本情報
パッソの基本情報です。
トヨタ「パッソ」(KGC30系)
価格相場 30万円~(2025.04調べ)
基本情報
ボディタイプ | ハッチバック |
車両サイズ | 3640~3650x1665x1535mm |
車両重量 | 910~970kg |
排気量 | 1000cc |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
実燃費(参考:e燃費) | 13.13~15.61km/L |
乗車定員 | 5名 |
新車時価格 | 115~191万円 |
概算維持費
維持費 | 1か月あたり(月払い) | 1年あたり(年払い) |
駐車場代 | 1万円 | 12万円 |
自動車保険 | 0.6万円 | 6.1万円 |
ガソリン代 | 1~1.1万円 | 11.5~13.7万円 |
自動車税 | 0.3万円 | 3.5万円 |
合計 | 2.9~3万円 | 33.1~35.3万円 |
パッソの特徴
パッソは、軽自動車に近いコンパクトさと、
普通車ならではの安心感を両立した“ちょうどいい”車です。
ここでは、走行性能からインテリア、デザインまで、その魅力を項目別に整理してお伝えします。
走行性能
- 1000cc直列3気筒エンジン
- 街乗り中心に十分なパワーと低燃費
- 衝突回避支援など一部先進安全装備も搭載
パッソの走行性能は、加速力やハンドリングよりも
「静かに・効率よく・安全に走る」ことに重きが置かれています。
急な坂道や高速道路での力強さは控えめですが、
通勤・買い物といった日常用途では不満のない動力性能です。
サイズ感・扱いやすさ
- 全長3640mm×全幅1665mmとコンパクト
- 最小回転半径4.6mで取り回しが抜群
- 狭い路地や駐車場でも安心
軽自動車並みにコンパクトなサイズと、
小回り性能は、都市部での取り回しに大きな安心感を与えてくれます。
初めてのマイカーとしても扱いやすく、ペーパードライバーの再デビューにもぴったりです。
室内・インテリアの機能性
- フラットな床と広めの天井で快適な空間
- 折りたたみ式リアシートで荷室も柔軟に使える
- シンプルで視認性の良いインパネデザイン
コンパクトカーながら、室内はしっかり設計されています。
特に足元空間や頭上のゆとりは、同クラスでも優秀。
インテリアの質感はベーシックですが、清潔感があり、誰にとっても使いやすい設計です。
外装デザイン・印象
- 丸みを帯びた親しみやすいフォルム
- シンプルで可愛らしいデザインが好印象
- ボディカラーの選択肢も多彩
外観は、実用性を重視しつつも、可愛らしさや安心感を与えるスタイル。
世代を問わず受け入れられやすいデザインで、特に女性ユーザーからの人気が高いのも特徴です。
ブーンとの違い
パッソはダイハツ「ブーン」のOEM車です。
基本的な設計は共通ですが、いくつかの違いがあります。
エクステリアデザイン
フロントマスク(グリルやバンパー)のデザインが異なります。
パッソはやわらかく親しみやすい顔立ち、ブーンはやや引き締まった印象。
グレード・仕様の選択肢
同じように見えても、細かな装備やグレード展開が異なります。
装備重視ならブーン、外観重視ならパッソを選ぶ人も。
中古車市場の流通量
パッソの方が販売台数が多く、中古車在庫が豊富です。
色やグレードで選びたい人には、選択肢の多いパッソが有利。
👉ダイハツ ブーンの特徴と選び方を解説
こんな人におすすめ
✔️ 中古で安く、維持費も抑えたい人
✔️ セカンドカーや通勤車が欲しい人
✔️ 運転に自信がない、コンパクトな車が安心な人
✔️ 軽自動車では物足りないが、普通車にはこだわらない人
パッソは「目立たないけどちょうどいい」車。
小柄でも必要な機能は揃っていて、気負わず乗れる頼もしさがあります。
購入前に知っておきたい注意点
- 経年劣化による足回り・エンジン音の増加
- 荷室や後席の狭さに不満を感じる可能性
- グレードによって装備の差が大きい(ナビ・スマートキー等)
パッソは安価で手が届きやすい反面、整備履歴やグレード選びが快適性に直結します。
試乗や実車確認が重要です。
もしもパッソを購入したら
もしあなたがパッソを手に入れたら、
きっとカーライフのハードルがグッと下がります。
狭い道でもスイスイ。
毎日の通勤が、ちょっとしたドライブに変わる。
大げさじゃなく、駐車場のストレスがほとんどなくなるだけでも「買ってよかった」と思えるはず。
週末、スーパーでまとめ買いしても、
助手席に座る友人とのおしゃべりにも困らない室内空間。
「必要十分」という言葉がこれほど似合う車もそう多くはありません。
そして何より、維持費が安く済むこと。
税金も燃費も抑えめで、節約しながらもマイカーのある生活を楽しめる。
気軽にちょっとした遠出もできる安心感が、
あなたの行動範囲をきっと広げてくれるでしょう。
まとめ:この車を“選ぶべき人”とは?
✔️ とにかく低コストで車を持ちたい人
✔️ 通勤や買い物用にちょうどいい1台を探している人
✔️ 普通車の安心感と、軽並みの取り回しを両立したい人
パッソは、豪華さや目立つ個性はないかもしれません。
でも「毎日使う道具」として、しっかり役割を果たしてくれる相棒になってくれます。
中古車市場でもタマ数が多く、価格も手頃。
だからこそ、よく見て選べば「当たりの1台」に出会える確率も高い──
そんな堅実な選択肢のひとつです。
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