【50万円以下おすすめ中古車】【2025年版】もしもスズキ「MRワゴン」/「MRワゴンWit」(MF33S型)を購入したら

おすすめ車種

スズキ「MRワゴン」「MRワゴンWit」(MF33S型)(※以下MRワゴン)の紹介です。

このページではMRワゴンの情報と、購入した場合の各種費用についてまとめています。

前提条件について

本シリーズではこちらの記事に該当する車種を紹介しております。
車種選定条件や維持費シミュレーション概要につきましてはこちらの記事をご参照ください。

MRワゴンの基本情報

MRワゴンの基本情報です。

スズキ「MRワゴン」(MF33S型)
価格相場 23万円~
(2025.04調べ)

基本情報

ボディタイプトールワゴン
車両サイズ3395x1475x1625mm
車両重量790~880kg
排気量660cc
燃料無鉛レギュラーガソリン
実燃費(参考:e燃費)14.29~21.45km/L
乗車定員4名
新車時価格113~151万円

概算維持費

維持費1か月あたり(月払い)1年あたり(年払い)
駐車場代1万円12万円
自動車保険0.6万円6.3万円
ガソリン代0.7~1万円8.4~12.6万円
自動車税0.1万円1.1万円
合計2.4~2.7万円27.8~32万円

スズキ「MRワゴンWit」(MF33S型)
価格相場 23万円~
(2025.04調べ)

基本情報

ボディタイプトールワゴン
車両サイズ3395x1475x1625mm
車両重量820~890kg
排気量660cc
燃料無鉛レギュラーガソリン
実燃費(参考:e燃費)14.29~21.45km/L
乗車定員4名
新車時価格132~159万円

概算維持費

維持費1か月あたり(月払い)1年あたり(年払い)
駐車場代1万円12万円
自動車保険0.6万円6.3万円
ガソリン代0.7~1万円8.4~12.6万円
自動車税0.1万円1.1万円
合計2.4~2.7万円27.8~32万円

MRワゴンの特徴

2011年に登場したMF33S型MRワゴンは、
見た目の可愛さと実用性を両立させた軽ハイトワゴンです。

特に普段使いを重視する方にとって、
日常を心地よくサポートしてくれる一台として魅力的な存在です。

ここでは、外観・内装・走行性能・装備といった観点から、
MRワゴンの特徴を詳しく見ていきましょう。

👉 日産 モコの特徴と選び方を解説

丸みを帯びた愛されデザイン

MF33S型の最大の特徴は、やさしい印象を与える丸みのあるデザイン。

全体的に直線を控え、曲線を多用したボディラインや大きな楕円形ヘッドライトが、
親しみやすくどこか“ほっとする”外観を演出しています。

派手すぎず、どこにでも馴染むデザインなので、
年代や性別を問わず受け入れられやすいのもポイントです。

軽なのに広々。使いやすい室内空間

MRワゴンは、コンパクトなボディながらも室内空間にゆとりがあります。

特に運転席と助手席の間が広めに取られており、足元スペースもフラットで快適。
後席も座面が高く、視界が確保されているため、同乗者も圧迫感なく過ごせます。

買い物袋やベビーカー、ちょっとした荷物なら問題なく積める
日常使いにちょうどいいサイズ感が魅力です。

経済性と走りを両立したエンジン性能

搭載されているR06A型エンジンは、
自然吸気(NA)とターボの2タイプが用意されています。

多くのグレードで採用されているNAでも、
市街地やちょっとした郊外走行なら十分な力を発揮。

CVTとの組み合わせにより、滑らかな加速と実用燃費20km/L前後(条件次第でそれ以上)
を実現しており、家計にやさしい一台です。

軽とは思えない装備の充実ぶり

上位グレードでは、スマートキー、プッシュスタート、
オートエアコン、オートライトなどの快適装備が標準またはオプションで用意されています。

さらに、アイドリングストップ搭載グレードなら税金面でも有利。
維持費を抑えつつ、使い勝手の良いクルマが欲しい人にはうれしい内容です。

MRワゴンとMRワゴンWitの違いは?

MRワゴンには、上級仕様として「MRワゴンWit(ウィット)」という派生モデルが存在します。

どちらも同じMF33S型をベースにしていますが、
細部のデザインや装備、ターゲット層に違いがあり、選ぶ際の印象や満足度にも関わってきます。

ここでは、その主な違いを見ていきましょう。

エクステリアの違い(外観)

MRワゴンWitは、ノーマルモデルよりもやや大人っぽく上品な雰囲気が加えられています。

フロントグリルがメッキ化されていたり、フォグランプが標準装備されていたりと、
やや「高級感」を意識した仕立てになっています。

標準のMRワゴンが可愛らしさを前面に出しているのに対し、
Witは「落ち着いたシンプルおしゃれ」という印象です。

インテリアの違い(内装)

内装もWitではブラック基調のシックな色使いが採用されており、
標準モデルの明るめなカラーよりも引き締まった印象です。

また、上位グレードでは本革巻ステアリングやメッキ調パーツなどが装備され、
軽自動車とは思えない質感の高さを感じられる内装になっています。

グレード・価格帯の違い

MRワゴンWitは、装備の充実に伴って新車価格も標準モデルよりやや高めに設定されていました。

中古車市場でも、同年式・同走行距離で比べた場合、
Witの方がやや価格が高めになる傾向があります。

ただし、内容を考えればコスパが悪いわけではなく、
特に内外装にこだわる方には検討する価値のあるモデルです。

ターゲット層と“見た目のキャラ”

標準のMRワゴンは「かわいくて親しみやすい」イメージが強く、
ファミリー層や若い女性に人気がありました。

一方でWitは「少し大人で落ち着いた」方向けのデザインで、
男女問わず“可愛すぎない軽”を求める人に支持されています。

同じ車でも、印象はここまで変わるという好例といえるでしょう。

モコとの比較

MRワゴンは、日産にOEM供給され「モコ(MG33S型)」としても販売されていました。
両車は基本的な設計や機能は共通ですが、細かなデザインや販売戦略に違いがあります。

「どちらを選ぶべきか」と悩む方のために、
ここではMRワゴンとモコの違いをわかりやすく比較してみましょう。

ベースは同じでも“顔”が違う

最も目につきやすい違いがフロントマスク(顔つき)です。

MRワゴンが丸みのあるヘッドライトとシンプルなグリルで
「やさしさ・親しみやすさ」を演出しているのに対し、
モコはヘッドライトがやや吊り目気味で、グリルもより直線的。
日産らしいシャープさや若干の精悍さを加えた印象です。

全体的に、MRワゴンは「可愛い」、モコは「ちょっとカッコいい寄り」と言えるでしょう。

販売チャネルと流通量の違い

MRワゴンはスズキ、モコは日産の販売店で取り扱われていたため、
ユーザー層や売れた地域に違いがあるケースも。

特にモコは日産ディーラーの力で販売台数が多く、
中古車市場ではMRワゴンよりも流通量が多め

そのため、同条件の中古車を探す際に
「モコの方が玉数が多く、好みの一台に出会いやすい」こともあります。

内外装のカラーバリエーション

内装の基本構成はほぼ同じですが、使われる配色やパネルの質感に違いがあります。

MRワゴンは柔らかい色合いが多いのに対し、
モコはブラック基調やシルバーアクセントが加わるなど、ややモダンな仕上げ。

外装色もモコは日産独自のカラーが設定されていることがあり、
「色で選ぶならモコ」「形で選ぶならMRワゴン」と好みに応じて選べるのは嬉しいポイントです。

中古価格や選びやすさは?

同じ年式・走行距離・グレードで比較した場合、価格差はほぼ同等

ただし、モコの方が流通量が多いため条件に合う車両が見つかりやすく、
価格交渉の余地もあるという点ではやや有利かもしれません。

一方、MRワゴンは個体数がやや少ないぶん、
装備や状態の良い車両に出会ったら「即決もあり」です。

こんな人におすすめ

MRワゴンは、軽自動車の中でも個性派な立ち位置ながら、
実用性も高く、誰にでもフィットする懐の深さが魅力です。

「この車、自分に合ってるかも?」と感じていただけるよう、
ここでは具体的なライフスタイルや価値観をもとに、おすすめできる人のタイプを挙げていきます。

人とはちょっと違う“かわいい”を楽しみたい人

MRワゴンは、軽自動車らしい親しみやすさを持ちつつ、
どこか“マイペースでおしゃれ”な雰囲気があります。

「ワゴンRほど定番じゃないけど、安っぽくも見られたくない」
「ピンク系の可愛い軽は多いけど、ちょっと個性がほしい」

そんな気持ちにしっくりくるデザインです。

コンパクトでも快適に過ごしたい人

MRワゴンは、軽自動車としては室内空間がかなり広く、
運転席・助手席まわりの居心地の良さも◎。

シートの柔らかさや収納の工夫もあり、
日常のちょっとした移動が快適になる車です。

「近所の買い物でも気分良く運転したい」
「仕事の合間の移動をリフレッシュタイムにしたい」

そんな方にぴったり。

燃費や維持費を抑えつつ、デザイン性も重視したい人

アイドリングストップを搭載したNAエンジン車で実燃費は15〜20km/L前後
軽量ボディに加え、リッター20km超えも夢ではありません。

それでいて、「なんかオシャレで可愛い」「古くささを感じない」と言われるデザイン。

燃費・コスパ・デザインのバランス重視派にはドンピシャです。

初めての車・セカンドカーにも

価格帯も手頃で、取り回しもラクラク。
視界が広く、小回りも効くので、運転に不安がある方や初心者にもおすすめです。

さらに、パートナーのセカンドカーや、買い物専用カーとしても重宝します。

「まずは気軽にカーライフを始めてみたい」という人にとって、
ちょうどいい選択肢になるでしょう。

購入前に知っておきたい注意点

MRワゴンは魅力的な軽自動車ですが、中古車として購入する場合は
「事前に知っておけばよかった」となりかねないポイントもあります。

ここでは、失敗しないために押さえておきたい注意点をまとめました。

アイドリングストップのバッテリーは高価

アイドリングストップ機能搭載車は、
専用の「アイドリングストップ対応バッテリー」が必要になります。

これが通常の軽自動車用バッテリーよりも高価で、
5,000〜10,000円ほど差が出ることも。

さらに、2年ごとの交換が推奨されており、意外と維持費に響く点は頭に入れておきましょう。

CVTのメンテ履歴は要チェック

MF33S型はCVT(無段変速機)を採用しています。

CVTは燃費向上に貢献する反面、
オイル交換などの定期メンテナンスを怠ると不調を起こしやすい傾向があります。
特に「発進時のもたつき」「異音」などは要注意。

整備記録簿にCVTフルード交換歴があるかどうかは、購入時に確認したいポイントです。

フロントガラスの曇りやすさ(エアコンの効き)

ダッシュボード奥行きが広めでガラス面積が大きく、冬場に曇りやすいという声も

また、年式的にエアコン性能が落ちている個体もあり、
試乗時にデフロスターの効きや風量をチェックしておくのが安心です。

▶対策:エアコンフィルター交換・エバポレーター清掃などのメンテナンスで改善される場合も。

Witとの価格差が意外と小さいことも

MRワゴン Wit(上位グレード)の中古価格は、
ノーマル車と数万円〜10万円程度しか変わらない場合もあります。

内装の質感や見た目にこだわる人なら、
「最初からWitを狙ってもよかった…」と後悔するケースも

▶対策:同条件のWitも比較対象に入れておくと満足度の高い選択ができるかもしれません。

もしもMRワゴンを購入したら

朝、玄関を開けると、ちょこんと並んだまあるい目。
まだちょっと眠たい私に「行こっか」と、目で語りかけるMRワゴン。

小さな車だけど、車内は広々。
助手席にはお気に入りのエコバッグ、後部座席には相棒の折りたたみ自転車。
今日はスーパーまで?いや、ちょっと遠回りして海までドライブしちゃおうか。

信号待ちのたびに、道行く人がちらっと見る。
「これ、何の車?かわいいね」
そんな声が聞こえてきそうで、なんだか誇らしい。

コンビニの駐車場でさっと切り返し、狭い道もスイスイ。
維持費も気にならないから、つい予定外のカフェにも立ち寄ってしまう。
「今日も、いい日だったな」
そう思える日が、少しずつ増えていく。

もしもあなたがMRワゴンを選んだら、
それはただの“移動手段”じゃなくて、
毎日にちょっとした遊び心と、ぬくもりを添える相棒になるかもしれません。

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