マツダ「デミオ」(DJ系)(※以下デミオ)の紹介です。
このページではデミオの情報と、購入した場合の各種費用についてまとめています。
前提条件について
本シリーズではこちらの条件に該当する車種を紹介しております。
・支払総額50万円以下
・国産車
・修復歴無し
・2014年式以降
・走行距離15万km以下
この条件の選定理由については下記記事を参照ください。
デミオの基本情報
デミオの基本情報です。
マツダ「デミオ」(DJ系)
価格相場 36万円~(2025.04調べ)
基本情報
ボディタイプ | ハッチバック |
車両サイズ | 4065x1695x1500~1550mm |
車両重量 | 1010~1240kg |
排気量 | 1300~1500cc |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン・ディーゼル |
実燃費(参考:e燃費) | 14.07~18.11km/L(ガソリン) 17.65~22.7km/L(ディーゼル) |
乗車定員 | 5名 |
新車時価格 | 135~227万円 |
概算維持費
維持費 | 1か月あたり(月払い) | 1年あたり(年払い) |
駐車場代 | 1万円 | 12万円 |
自動車保険 | 0.6万円 | 6.1万円 |
ガソリン代 | 0.8~1.1万円(ガソリン) 0.7~0.8万円(ディーゼル) | 9.9~12.8万円(ガソリン) 7.9~10.2万円(ディーゼル) |
自動車税 | 0.3万円 | 3.5万円 |
合計 | 2.7~3万円(ガソリン) 2.6~2.7万円(ディーゼル) | 31.5~34.4万円(ガソリン) 29.5~31.8万円(ディーゼル) |
デミオの特徴
デミオは、「実用車でも“乗る喜び”を感じられる」を体現した、コンパクトカーの傑作です。
2014年に登場した4代目モデルは、マツダの新世代デザイン「魂動(こどう)」を取り入れ、
一気にプレミアム感を増しました。
ここでは、そんなデミオの魅力を5つの視点からひも解いていきます。
走行性能
1.3Lガソリン/1.5Lクリーンディーゼルを選べ、どちらも街乗りにちょうど良い力強さ。
特にディーゼル車は低速トルクが厚く、高速巡航も得意です。
静粛性も高めで長距離移動も快適。
サイズ感・扱いやすさ
全長は約4m、最小回転半径4.7mとコンパクトながら、視界が良く運転しやすいのも特徴。
狭い路地や駐車場でもストレスの少ない取り回しが可能です。
室内・インテリアの機能性
コンパクトクラスながら、インテリアの質感は高級感あり。
シートの形状や操作スイッチの配置にも配慮され、居心地の良い空間。
荷室容量はクラストップ級ではないものの、日常使いには十分な実用性があります。
外装デザイン・印象
欧州車のような流麗なフォルムで、「安い車に見えない」ルックスが魅力。
女性にも男性にも似合う中性的なデザインで、年齢問わず支持を得ています。
カスタムモデル
特別仕様車「ミッドセンチュリー」や「ノーブルクリムゾン」など、
個性的な内装をもつ限定車も存在し、中古市場で見かけるとラッキーです。
こんな人におすすめ
デミオは、以下のような方にとって「ちょうどいい相棒」になります。
- 通勤・通学など、日常の移動を快適にしたい人
- 小回りが利く車が欲しいけど、内装の質にもこだわりたい人
- コンパクトカーでも走りや燃費に満足したい人
- 1〜2人乗車メインで、たまの遠出も楽しみたい人
- 初めてのマイカーで“安っぽくない”選択肢を探している人
シンプルだけど上質。
そのバランスを求める方にぴったりの一台です。
購入前に知っておきたい注意点
デミオは優れた車ですが、中古で購入する際には以下の点に注意が必要です。
- ディーゼル車のDPF(排ガスフィルター)詰まり
→ 短距離走行が多いと煤がたまりやすく、メンテナンス費用がかさむ可能性があります。 - インテリアの加水分解・ベタつき
→ 内装の一部が加水分解でベタつく例も。中古車では現車確認をおすすめします。 - ディーゼル車の維持費
→ 軽油は安価ですが、オイルやフィルター交換の頻度は高め。整備歴もチェックしましょう。
もしもデミオを購入したら
朝の光が差し込むガレージで、深い赤のデミオが静かに待っている。
エンジンをかけた瞬間、耳に届くのは控えめだけど芯のあるサウンド。
「今日は少し遠回りして行こうか」——
そんな気分にさせてくれる。
街なかの信号をテンポよく抜けていく。
コンパクトで扱いやすいのに、しっかりとした足回りが体に伝わってくる。
安定したカーブ、思い通りに曲がれる感覚に、ふと運転の楽しさを思い出す。
休日、ちょっとしたドライブに出かける。
内装の質感に目をやると、コンパクトカーとは思えないほど上質。
お気に入りの音楽を流しながら、助手席のパートナーとたわいのない会話を交わす。
燃費もよく、維持費も抑えられるから、日々の生活にも優しい。
でも何よりも嬉しいのは、「自分の車」としての満足感を得られること。
派手さはないけれど、飽きも来ない。
毎日の移動が、少しだけ楽しくなる。
そんなカーライフを、デミオは静かに支えてくれる。
まとめ:この車を“選ぶべき人”とは?
デミオは、コンパクトでありながら、走り・質感・デザインのすべてをバランス良く備えた車です。
✔️ 小回りの利く車でストレスなく通勤・買い物したい人
✔️ インテリアの安っぽさが気になる人
✔️ 長く乗る相棒として、上質感のあるコンパクトカーを探している人
そんな「小さな満足」を求める人にこそ、デミオはぴったり寄り添ってくれるでしょう。
もしこの記事を読んで「こんな車、ちょっといいかも」と思ったなら——
それが、あなただけのデミオとのカーライフの始まりかもしれません。
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