スズキ「アルト」(HA36S型)(※以下アルト)の紹介です。
このページではアルトの情報と、購入した場合の各種費用についてまとめています。
前提条件について
本シリーズではこちらの条件に該当する車種を紹介しております。
・支払総額50万円以下
・国産車
・修復歴無し
・2014年式以降
・走行距離15万km以下
この条件の選定理由については下記記事を参照ください。
アルトの基本情報
アルトの基本情報です。
スズキ「アルト」(HA36S型)
価格相場 20万円~(2025.04調べ)
基本情報
ボディタイプ | 軽ハッチバック |
車両サイズ | 3395x1475x1475~1500mm |
車両重量 | 610~700kg |
排気量 | 660cc |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
実燃費(参考:e燃費) | 20.78~23.56km/L |
乗車定員 | 4名 |
新車時価格 | 106~150万円 |
概算維持費
維持費 | 1か月あたり(月払い) | 1年あたり(年払い) |
駐車場代 | 1万円 | 12万円 |
自動車保険 | 0.6万円 | 6.9万円 |
ガソリン代 | 0.6~0.7万円 | 7.6~8.7万円 |
自動車税 | 0.1万円 | 1.1万円 |
合計 | 2.3~2.4万円 | 27.6~28.7万円 |
アルトの特徴
街乗りに最適な“軽快で堅実な軽”
アルトは「とにかく実用的で経済的な1台が欲しい」という人に根強い人気を持つ軽自動車です。
軽さとコンパクトさを極めたパッケージで、運転のしやすさ・維持費の安さが魅力です。
走行性能
- 660cc自然吸気エンジンで軽快な出足
- NAでも十分な日常性能/ターボ設定あり(アルトターボRS等)
坂道や高速では少し力不足を感じる場面もありますが、
日常の移動手段としては申し分のない性能。
特にターボモデルは軽快で、走りを楽しみたい人にも◎
サイズ感・扱いやすさ
- 全長3.4mの取り回しやすいサイズ
- 小回り抜群/狭い道や駐車も安心
最小回転半径が小さく、狭い路地でもクルクルと向きを変えられる機動性は、
初心者にも大きな安心感をもたらします。
室内・インテリア機能性
- ミニマルな内装/必要最低限の装備
- 後席・荷室はややタイトな設計
後席や荷室はコンパクトですが、一人または二人での使用がメインなら充分。
シンプルな内装は使いやすく、掃除も楽です。
外装デザイン
- シンプルで飽きのこないフォルム
- 後期型はよりスッキリした印象に
奇をてらわない直線的なデザインで、どんな年代の人にも馴染みやすい見た目です。
個性を主張しすぎない「素直な軽自動車」と言えるでしょう。
マツダ「キャロル」との違い
アルトは、マツダ「キャロル」へOEM供給されています。
両者の基本構造や走行性能はほぼ同一ですが、
フロントフェイスのデザインやエンブレムに違いがあります。
中古市場では流通量の多いアルトのほうが選びやすい傾向にあります。
👉マツダ キャロルの特徴と選び方を解説
こんな人におすすめ
必要なものだけ、しっかり備えた軽。だからこそ「選びたくなる」。
- ✔️ 車にあまりお金をかけたくない人
- ✔️ 街乗り中心・通勤や買い物メインの人
- ✔️ 初めてのマイカーとして手軽に乗りたい人
- ✔️ シンプルで飽きのこない車が好きな人
「割り切りの良さ」を魅力と感じられる人にぴったりの一台です。
移動の道具としての完成度が高く、
「車って、これで十分じゃない?」と感じさせてくれる安心感があります。
購入前に知っておきたい注意点
価格の安さは魅力、だけど…いくつかの“割り切り”も必要です。
- ・後席や荷室は最小限で設計
- ・静粛性や乗り心地は割り切りが必要
- ・内装はチープ感があると感じる人も
コンパクトで軽量な反面、乗り心地や遮音性は他の軽と比べてやや劣る傾向にあります。
複数人で長距離を走る用途には向きませんが、
「1人 or 2人での街乗り専用」と割り切れば非常にコスパの良い選択肢です。
もしもアルトを購入したら
最初は、「とにかく安く、必要最低限の軽があればいい」と思って選んだはずのアルト。
けれど、乗れば乗るほど“ちょうどよさ”が心地よくなっていきます。
エンジンをかけた瞬間、軽やかに目覚める音。
軽いステアリング、細い道でもスイスイ進む気持ちよさ。
ちょっとした移動も、気軽に車を出そうと思えるこの感覚が、
思った以上に生活を変えていきます。
平日の朝、渋滞を避けながら小さな路地を抜けて会社へ。
週末は小回りを活かしてスーパーの駐車場へすっと入る。
ときにはちょっと遠くの直売所までドライブして、新鮮な野菜を手に入れる——
そんな何気ない時間の一つひとつが、
アルトとなら自然に、心地よく重なっていきます。
燃費の良さに助けられ、
月末の家計簿を見るたび「やっぱり正解だったな」と思える。
オイル交換やタイヤの管理も最小限で済み、維持費のストレスがぐっと軽減。
もし誰かに「車って本当に必要?」と聞かれたら、きっとこう答えるでしょう。
「アルトがあると、生活がちょっとラクになるよ」って。
「こだわりがない」が、「これで十分」に変わるとき。
アルトは、あなたの日常に静かに寄り添う“賢い選択”になってくれるはずです。
まとめ:この車を“選ぶべき人”とは?
- ✔️ 車に「実用性とコスパ」を第一に求める人
- ✔️ 通勤・送迎・買い物など街乗りが中心の人
- ✔️ 車体価格・維持費ともに抑えたい人
- ✔️ シンプルでクセのないデザインが好きな人
アルトは、派手さはないけれど、日々の暮らしに寄り添う確かな実力を持った一台です。
軽快で堅実、だからこそ「選んでよかった」と心から思えるかもしれません。
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