「車を買ったら、まず何をしたらいいの?」
そんな疑問の第一歩が「洗車」です。
でも、コイン洗車場ってどう使うの?
スポンジやタオルはどれがいいの?
何もかもが初めてだと、意外とハードルが高く感じますよね。
この記事では、はじめて手洗い洗車に挑戦する人に向けて、
やさしく丁寧に「洗車の基本」をお伝えします。
洗車って、どうして必要?
見た目をきれいにするだけじゃなく、
洗車には車を長持ちさせる役割があります。
たとえば、ボディに付着したホコリ・泥・花粉・黄砂・鳥のフンなどを放置すると、
塗装の劣化やサビの原因になってしまいます。
特に冬の融雪剤(塩カル)を含んだ汚れは、金属部分を腐食させるほど強力です。
また、ガラスの水アカや油膜は視界不良を招き、安全運転の妨げにもなります。
「車を大切にすること」
その第一歩が、定期的な洗車なんです。
コイン洗車場ってどう使うの?
自宅に水道や駐車スペースがない場合、
コイン洗車場(セルフ洗車場)はとても便利な存在です。
一般的なコイン洗車場には、以下の設備があります:
- 高圧洗浄ガン(洗剤・水を切替可)
- 洗車スペース(1台分ずつ区切られている)
- 拭き上げスペース(屋根あり・駐車可能)
- 掃除機(コイン式)
- 自販機(洗剤やクロスの販売)
基本の流れはこうです:
- 車を洗車スペースに停める
- 洗浄ガンを使って「水→洗剤→水」の順で操作
- 使い終わったら拭き上げスペースに移動
- タオルなどで手拭き作業(拭き上げ)
支払いはプリペイドカードか現金(100円単位)です。
初めての人は、他の利用者の様子を見るだけでも安心材料になりますよ。
洗車に必要な道具はこれだけ!
はじめての洗車でいきなり全部そろえる必要はありません。
最低限これだけあれば、充分に洗えます:
- スポンジまたはムートングローブ
- バケツ(高圧洗浄機がない場合)
- 洗車用シャンプー(中性洗剤がおすすめ)
- 拭き上げ用タオル(吸水性の高いマイクロファイバー)
- ビニール手袋(冬場や手荒れ防止に)
- 動きやすく濡れても良い服装
コイン洗車場では高圧ガンの水で汚れを落とせますが、
手洗いをする場合はスポンジ+洗剤は必須。
道具を車内に保管しておけば、いつでも洗車に行けます。
洗車のやり方|7つの基本ステップ
- 大まかに水洗い
ホコリや砂を水で流します。いきなりこすらないのが鉄則。 - シャンプーで洗う
スポンジにシャンプーを含ませ、上から下へ洗っていきます。 - 細かい部分も忘れずに
サイドミラーの裏、ナンバープレートの周辺、ドアの下部なども丁寧に。 - 泡をしっかり流す
洗剤が残るとシミになるので、念入りにすすぎます。 - 水滴を拭き取る
タオルで上から下へ順番に。残すと水アカの原因に。 - ドア内側・ガラスを拭く
開けたときに濡れたままだと、服が汚れてしまいます。 - タイヤ・ホイールもチェック
ブレーキダストがたまりやすいので、こすっておくと見違えます。
こんな洗車方法はNG!
- 直射日光の下での洗車(すぐ乾いてシミになる)
- 洗剤を使わずにゴシゴシこする
- 古い雑巾やバスタオルで拭く
- ワックスがけ前にしっかり水気を取らない
車は思った以上にデリケート。
優しく、丁寧に扱うのが長持ちのコツです。
気持ちよく洗車を終えるコツ
- 水はけのよい靴・服装で臨む
- コイン洗車場の混雑時間を避ける(早朝・夜が狙い目)
- 使った道具はその場で洗って干す
- 「今日はここまで」と割り切る潔さも大切
はじめての洗車が「楽しい」と感じられたら大成功です。
少しずつ、自分なりの洗車スタイルを見つけていきましょう。
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