電装DIYを始めるとき、まず最初に覚えておきたいのが「車の電源には種類がある」ということです。
「ACC」「常時電源」「IG(イグニッション)」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、
これらをなんとなくで済ませると、せっかく取り付けたアクセサリーが
動かない・誤作動する・バッテリーが上がるといったトラブルにつながります。
このページでは、超初心者の方でも安心して理解できるように、
電源の種類とその使い分け方をわかりやすく解説していきます。
ACC・常時電源・IGってなに?|それぞれの特徴
🔌 ACC(アクセサリー電源)
- キーをACCの位置に回したときに電気が流れる電源
- オーディオやナビ、スマホ充電などに使われる
- エンジンをかけなくても使えるが、キー操作が必要
🔋 常時電源(バッテリー直)
- エンジンが切れていても常に電気が流れている電源
- 時計やメモリ保持、セキュリティなどに使用される
- 誤って接続するとバッテリー上がりの原因になるので注意
🔁 IG(イグニッション電源)
- エンジンをかけたときに電気が流れる電源
- エンジン系制御やメーター系の機器に使用
- エンジン停止時はOFFになるので、誤作動防止になる
どう使い分ければいいの?|目的別に選ぼう
▶ ナビ・ドラレコ・USB充電器など
→ ACC電源が基本。キーOFFで自動的に切れるので、安心。
▶ セキュリティ装置・時計など
→ 常時電源が必要。常に動作・記憶していてほしい機器。
▶ 燃費計・水温計などの走行中だけ使う機器
→ IG電源を選ぶ。エンジン停止中はOFFになることで無駄な消費を防ぐ。
どこから取ればいいの?|実践は別ページで
ヒューズボックスから電源を取る方法は、
別記事「【基本知識】どのヒューズから電源をとればいいの?どうやってとるの?まとめ」
で詳しく解説しています。
実際のDIYでは、使いたい電源の種類に応じて、
どのヒューズから電源を取るか?が重要な判断ポイントになります。
まとめ|「何に使いたいか」で電源を選ぶ
- 電源には「ACC」「常時」「IG」がある
- どれを選ぶかで、動作タイミングや安全性が変わる
- やりたいことが決まれば、選ぶ電源も自然に決まる
「これってどこから電源を取ればいいの?」と思ったとき、
この記事があなたのDIYライフの助けになれば嬉しいです。
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