電装DIYの第一歩は、内装の中にある配線へアクセスすること。
そのためには、まず内装パネルを外す作業が必要になります。
でも初めての人にとっては「どこから外せばいいの?」「壊しちゃわない?」という不安がつきもの。
この記事では、初心者が安全にパネルを外すためのコツをわかりやすく解説します。
ステップ1|工具を揃える(内装はがしの基本)
まずは道具から。内装を壊さず外すには、専用の工具「内装はがし(リムーバー)」を使いましょう。
- プラスチック製のヘラ(先端が薄くて幅広)
- 金属製のマイナスドライバーは傷つけるのでNG
- エーモンなどの内装はがしセットが初心者には最適
ステップ2|構造を観察する(無理に引っ張らない)
- パネルはツメやクリップで留まっていることが多い
- 引っ張る前に「どこで引っかかってるか」を観察
- 無理やり力をかけるとツメが折れる危険あり
👉 ネジ留めされている部分は事前に外すのを忘れずに。
ステップ3|力を入れる方向がカギ
- パネルのツメは「上から下」「横方向」など向きが決まっている
- 力を入れるときはツメの方向を意識してゆっくりと
- パキッと音がするのはツメが外れた合図(折れた音ではない)
ステップ4|傷防止のためのちょっとした工夫
- リムーバーの先端に布を巻くと傷防止になる
- 外したパネルはタオルやマットの上に置いておく
- ネジやクリップは無くさないように小分け保存
まとめ|パネル外しはDIYの第一歩
- 内装パネルの脱着は電装DIYでは避けて通れない工程
- 「壊さないこと」を意識すれば、初心者でも怖くない
- 専用工具+観察力+丁寧さがあればOK!
次は、いよいよ電源の取り出しや配線にチャレンジしてみましょう!
👉【基本知識】どのヒューズから電源をとればいいの?どうやってとるの?まとめはこちら
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