「ボンネットって、自分で開けてもいいの?」
最初はそう感じる人も多いはず。なんだか壊しそうでこわいし、開けたあとどうしていいかも分からない…。
でも実は、“見るだけ”でも車との距離がぐっと縮まるんです。
この記事では、ボンネットの開け方と、中にある“見えるもの”をやさしく紹介します。
触らなくても大丈夫。
まずは知って、ちょっとのぞいてみましょう!
ボンネットって、自分で開けていいの?
「勝手に開けたら壊れそう」「触っちゃいけない気がする」 そう思うのは自然なことです。
でも安心してください。ボンネットは取扱説明書にも手順が載っている“使っていい機能”です。
開けることで、ウォッシャー液の補充やオイル量チェックなど、簡単な確認ができるようになります。
「整備しなくてもいい。ただ“中身が見える”だけで十分」
そう思ってこの記事を読み進めてください。
ボンネットの開け方をやさしく解説
ボンネットを開けるための3stepを解説。
難しいことはありませんよ。
①運転席の足元にあるレバーを引く
車種にもよりますが、多くは運転席の足元左側にある「ボンネットマーク付きレバー」を引きます。
②車の前へ回り、中央付近のロックを外す
車の前側(フロントグリル)中央あたりに手を差し込むと、「カチッ」と動く小さなレバーがあります。
これがセカンドロック。
ここを押しながら、軽く持ち上げてみましょう。
③支え棒 or ダンパーで固定する
開いたボンネットを支える方法は2種類:
- 支え棒タイプ:フレームにある細い棒を手で立てて支える
- ダンパータイプ:ゆっくり持ち上げるだけで自動で開いたままになる
自分の車がどちらかは、開けてみるまで分からないことも多いですが、
どちらも力はいらず、片手でできる程度なので心配いりません。
中には何があるの?“見て分かる”だけでOK!
「開けたはいいけど、何が何だか…」と思うのも当然。
でも実は、中身の多くは“見るだけで分かる”ように工夫されています。
よく見えるもの(例)
- ウォッシャー液のタンク(青や白のフタ)
- オイルゲージ(黄色やオレンジのリング付き)
- バッテリー(+と−がある四角い箱)
ほかにもクーラント液やブレーキ液などありますが、最初は「へ〜、こんな配置なんだ」で十分!
閉め方にもコツあり!半ドアにならないように
ダンパー式の場合は、途中まで手で下ろすと自然に閉まります。
支え棒式なら、棒を外してから軽く持ち上げ、「パチン」と音がするまでしっかり押すようにします。
「ちゃんと閉まったかな?」と思ったら、手で軽く押してチェックしましょう。
半ドア状態だと走行中に危険なので、ここだけは慎重に!
“ボンネットが開けられる”だけで、一歩前進
オイルの交換も点検もできなくて大丈夫。
でも「開けて中を見る」「名前だけでも知っている」 それだけで、カーライフの安心感が変わってきます。
次に車検で「ウォッシャー液が少ないですね」と言われたとき、
「あ、あれか」と思えたら、それはもう“第一歩”を踏み出した証拠ですよ。
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