実際に50万円以下で買った人の維持費内訳

実際に50万円以下で買った人の維持費内訳_アイキャッチ 車選びのヒント

「車を50万円で買えるのはわかったけど、ちゃんと維持していけるの…?」
そんな不安を抱える方へ、私のリアルな体験をお届けします。

実際に、支払総額29万円で購入した軽自動車(ダイハツ ソニカ)に2年間乗ってみて、
どれくらいの費用がかかったのか?
内訳も月額換算もすべて公開します。

これを読めば、あなたのカーライフの現実的なイメージが、きっと見えてくるはずです。

購入時の条件|14年落ち・7万km弱の中古車

筆者が実際に購入した車の体験談。

中古車を選ぶうえで、購入条件はとても重要です。
この章では、私が実際に支払総額29万円で購入した軽自動車、
ダイハツ ソニカ(RSリミテッド)について、
車の状態、購入時の費用、判断基準などを具体的に紹介していきます。

注意

筆者は年間6万km前後を走行するヘビーユーザーです。
一般的な利用者(年間1万km前後)とは使用環境が大きく異なるため、
本記事では以下の2パターンを記載しています:

  • 同条件で年間1万km前後を想定したシミュレーション
  • 筆者自身の実例(6万km走行の維持費)

購入した車:ダイハツ ソニカ RSリミテッドのスペック

  • 年式:2007年式(生産終了は2009年)
  • 走行距離:約6.9万km
  • グレード:RSリミテッド(ターボ・CVT・FF)
  • 車検残:6か月付き

本体価格と諸費用の内訳

  • 車両本体価格:25万円
  • 整備費(簡易点検・オイル交換等):約4万円
    支払総額:29万円

購入先はディーラーではなく、中古車販売を行っているガソリンスタンド
掘り出し物車両で、担当者の誠実な対応と状態の良さ、価格の魅力が決め手でした。

購入時に重視したポイントと判断基準

  • 整備履歴や外観以上に、機関系の状態と静粛性
  • オイル・冷却水・下回りの点検で異常なし
  • ターボ車でも加給系に不安なし
  • タイミングチェーン式で長期使用向き
  • マイナー車種で「自分だけの車感」があることも大事にしました

1年間乗ってかかったお金、すべて見せます

筆者がリアルな体験として車にかかった費用を計算している。

「中古車の維持費って、実際いくらかかるの?」

ネットではざっくりした目安しか見つかりませんが、
ここでは私自身のリアルな支出データと、
一般的な1万km/年のシミュレーションも併記して比較できるようにしています。

【実例】筆者(6万km/年走行)の1年間の維持費

項目年間費用月換算
軽自動車税(13年超)12,900円約1,075円
任意保険(車両保険なし・ダイレクト型)約42,000円約3,500円
ガソリン代(実燃費20km/L×6万km)約450,000円約37,500円
オイル交換(月1回×12回、自前整備)約33,600円約2,800円
消耗品(バッテリー・ワイパー等)約8,000円約670円
車検(ユーザー車検+整備)約40,000円約3,330円

合計:約586,500円/月平均:約48,875円

【想定】1万km/年ユーザーの場合のシミュレーション

項目年間費用月換算
軽自動車税(13年超)12,900円約1,075円
任意保険約42,000円約3,500円
ガソリン代(同燃費)約75,000円約6,250円
オイル交換(年2〜3回)約8,400円約700円
消耗品約5,000円約417円
車検(2年に1回/割り戻し)約25,000円約2,080円

合計:約168,300円/月平均:約14,025円

維持してみてわかった「無理のない車選び」の条件

セルフメンテナンスで維持費を節約している筆者。

実際に走り込んでみてこそわかる、
「お金がかかる部分」「意外と安く済む部分」がありました。

この章では、私が感じたリアルな気づきと、
今後の車選びにも活かせるポイントをまとめます。

購入前に想定すべき“維持の落とし穴”

  • 「安い=壊れる」とは限らないが、整備履歴と見落としがちな消耗部品は要チェック
  • 車検付きでも「すぐ交換が必要な部品」がある可能性あり
  • 「保証なし」の分、自己判断できる知識もあると安心

コスパと安心感を両立できた理由

  • 状態の良い車両を相場より安く購入できた
  • 素性の見える整備系の販売店を選んだ
  • DIY整備でオイル・消耗品のコストを最小限に
  • 年間走行距離が多いことを想定し、燃費と整備性を重視して選んだ

「4年以上乗れる車」を選ぶための視点

  • 年式より「状態」重視(とくに足まわり・CVT)
  • 整備性が高く、リビルト部品が豊富な車種を選ぶ
  • ターボ車でも整備性と部品の供給が確認できれば安心
  • 自分の「使い方」に合った車を見極めるのが最重要

まとめ|リアルな数字で、自分にもできると感じてほしい

私にも車を持つことが出来た。
女性の満足げな表情。

カーライフに踏み出すとき、最大の壁は「本当に維持できるのか?」という不安です。

でも実際に数字を出してみると、「思ったよりイケるかも」と感じる方も多いはず。

維持費を「怖がる対象」から「設計するもの」へ

  • あらかじめ出費項目を把握しておく
  • 整備できるところ・任せるところを分ける
  • 月額換算で「生活費に組み込めるか」を考える

あのとき一歩踏み出して、本当によかった

欲しかった車に手を伸ばし、自分で調べて、考えて、選んだ結果が、
今のカーライフにつながっています。

この記事があなたの背中をそっと押すきっかけになれたら嬉しいです。


次に進む記事では、「どんな車を選べば後悔しないか?」という視点で、車選びの判断軸を掘り下げていきます。
ぜひ続けて読んでみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました