【50万円以下おすすめ中古車】【2025年版】もしも三菱「eKワゴン」/「eKカスタム」(B11W型)を購入したら

おすすめ車種

三菱「eKワゴン」/「eKカスタム」(B11W型)(※以下eKワゴン)の紹介です。

このページではeKワゴンの情報と、購入した場合の各種費用についてまとめています。

前提条件について

本シリーズではこちらの記事に該当する車種を紹介しております。
車種選定条件や維持費シミュレーション概要につきましてはこちらの記事をご参照ください。

eKワゴンの基本情報

eKワゴンの基本情報です。

三菱「eKワゴン」(B11W型)
価格相場 17万円~
(2025.04調べ)

基本情報

ボディタイプトールワゴン
車両サイズ333395x1475x1620mm
車両重量820~910kg
排気量660cc
燃料無鉛レギュラーガソリン
実燃費(参考:e燃費)11.75~18.96km/L
乗車定員4名
新車時価格103~158万円

概算維持費

維持費1か月あたり(月払い)1年あたり(年払い)
駐車場代1万円12万円
自動車保険0.6万円6.2万円
ガソリン代0.8~1.3万円9.5~15.3万円
自動車税0.1万円1.1万円
合計2.5~3万円28.8~34.6万円

三菱「eKカスタム」(B11W型)
価格相場 20万円~
(2025.04調べ)

基本情報

ボディタイプトールワゴン
車両サイズ333395x1475x1620mm
車両重量850~920kg
排気量660cc
燃料無鉛レギュラーガソリン
実燃費(参考:e燃費)17.64~18.72km/L
乗車定員4名
新車時価格129~180万円

概算維持費

維持費1か月あたり(月払い)1年あたり(年払い)
駐車場代1万円12万円
自動車保険0.5万円6万円
ガソリン代0.8~0.9万円9.6~10.2万円
自動車税0.1万円1.1万円
合計2.4~2.5万円28.7~29.3万円

eKワゴンの特徴

eKワゴンは、実用性と経済性、
そしてちょっとした上質感がバランスよくまとまった軽ハイトワゴンです。

無駄を省いたシンプルなデザインの中に、使いやすさへのこだわりが詰まっています。
このセクションでは、eKワゴンの魅力を以下の観点から詳しく見ていきましょう。

シンプルながら飽きのこないデザイン

eKワゴンのエクステリアは、あくまで「日常に寄り添う道具」としての実直さを感じさせます。

奇をてらった造形ではなく、
直線基調で整ったシルエットは老若男女問わず受け入れられるデザインです。

全高は約1,620mmと、ライバル車よりもやや低めに抑えられており、
走行中の横風の影響を受けにくいのもポイント。
立体駐車場にも収まりやすく、都市部ユーザーにとっても扱いやすいサイズ感です。

また、ボディカラーもホワイト・シルバー・ブラックといった定番色が中心で、
中古車市場でも好みの色が見つかりやすいのが特徴です。

室内空間と乗り心地のバランスが優秀

軽自動車にありがちな「狭さ」や「安っぽさ」を感じさせにくいのが、
eKワゴンのもうひとつの魅力。

インテリアはベージュや明るめのグレーで統一されており、
圧迫感を感じにくい設計です。

ダッシュボードまわりも水平基調で視界が広く、
長時間の運転でも疲れにくくなっています。

特筆すべきは後席スペース。
足元の空間がしっかり確保されており、大人4人でもストレスなく乗車できます。
荷室も高さ方向に余裕があるため、日常の買い物や旅行用の荷物にも十分対応可能です。

走行面では、サスペンションが柔らかすぎず硬すぎない絶妙なチューニング。
段差のいなし方がしなやかで、軽自動車特有の「バタつき感」が抑えられています。
街乗りや郊外ドライブでも快適さを保ってくれます。

維持費を抑えやすい低燃費性能

eKワゴン(B11W型)の燃費は、JC08モードで20〜26km/L。
特に中期〜後期型に搭載された「オートストップ&ゴー(AS&G)」や
エンジン改良によって、実用燃費も向上しています。
エアコンの効き方やCVTの制御も、改善が進んだことで運転のストレスが減少。

また、軽自動車ならではの自動車税(年額10,800円)や重量税の安さに加え、
タイヤやオイルといった消耗品のコストもコンパクトカー以下。

グレード「E」や「M」は中古価格も抑えめで、購入から維持まで非常に経済的です。

選べるグレードと中古市場の豊富さ

eKワゴンは販売期間中に複数のグレードが展開されており、予算や用途に合わせて選択可能です。
ベーシックな「E」「M」は装備がシンプルで安価ですが、オーディオレス車が多いため、
自分でナビを取り付けるなどの工夫が必要なケースも。

一方、上位グレードの「G」や「GS」は、電動格納ミラーやオートエアコン、
スマートキーなどの快適装備が充実しており、「とりあえず乗ってすぐ使える」安心感があります。

中古車市場では流通量が多く、走行距離や年式、
ボディカラーなどを細かく比較しながら選びやすいのも魅力です。

安全装備には年式・グレードで差がある

eKワゴンは前期型(2013〜2014年)では衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が未装備のグレードが多く、安全性を重視する方には後期型(2016年以降)の「e-Assist」搭載車をおすすめします。
これにより、追突リスクの軽減や前方車両への誤発進抑制機能などが利用可能になります。

また、運転支援機能としては、アイドリングストップやエコドライブアシスト照明など、
運転の意識向上に役立つ装備が用意されています。

eKカスタムって何が違う?違いを解説

eKワゴンと並んで、少し名前に“+α感”のあるeKカスタム。

その正体は、いわば「eKワゴンのスポーティ系・上級仕様」です。
見た目や装備がちょっとだけ豪華になっていて、
ベースのeKワゴンとは一味違う個性を放っています。

ここでは、eKワゴンとeKカスタムの具体的な違いをわかりやすく解説します。

見た目の違い:フロントマスクとエアロがキマってる!

eKカスタムの一番の特徴は、フロントフェイスのカッコよさ
大きなメッキグリルとキリッとしたヘッドライトで、見た目は明らかに“イカつめ”です。

また、専用エアロバンパーやサイドスカート、リアスポイラーなどが標準装備されており、スポーティな印象がぐっと高まります。

普通のeKワゴンは丸っこい親しみやすい顔、
eKカスタムはビシッと決めた「俺イケてるだろ?」系。

そんなキャラの違いがあるんです。

装備の違い:LEDやアルミホイールなど上級仕様

eKカスタムは、内装・外装ともに“ちょっと豪華”な装備が追加されています。

主な違いは以下の通り。

装備eKワゴンeKカスタム
フロントグリル樹脂タイプメッキ大型グリル(迫力あり)
ヘッドライトハロゲンLEDヘッドライト(一部グレード)
アルミホイールスチールが主流14インチアルミ(標準)
室内装飾シンプルブラック基調+シルバー加飾
メーター類通常表示ブルー照明メーター(視認性アップ)

こうした装備が最初から付いてくるため、
あとからいろいろ足す必要が少ないのもeKカスタムのメリットです。

グレード構成の違い:ターボ設定があるのはeKカスタムだけ

eKワゴンは基本的に自然吸気(NA)エンジンのみですが、
eKカスタムにはターボグレードが用意されていました

  • eKワゴン:NAエンジンのみ
  • eKカスタム:NAとターボ両方あり(Tグレード)

つまり、「ちょっと走りに余裕がほしいな」という人には
eKカスタムのターボモデルが選択肢になります。

軽自動車の中でも加速力にこだわりたい方には、要チェックなポイントです。

価格や中古相場の違いは?

新車時の価格では、eKカスタムはeKワゴンより10〜20万円ほど高めでした。
そのため中古車市場でも、eKカスタムの方がやや高値傾向があります。

ただし、人気や在庫状況によって価格は流動的なので、
装備内容と価格を天秤にかけながら検討するとよいでしょう。

まとめ:eKカスタムは「全部盛り+見た目カッコよさ」重視派に!

eKカスタムは、「とりあえず装備は充実してたほうがうれしい」
「見た目もちょっとカッコよくしたい」という人にぴったりの仕様です。

一方で、「見た目や装備はそこそこでいい」「とにかく安くて信頼できればOK」派の人には、
eKワゴンの方がコスパは高いでしょう。

デイズとの比較:違いはある?OEMの本当のところ

「eKワゴンとデイズって、結局どっちがどっち?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。

じつはこの2台、兄弟のような存在ですが、まったく同じではありません。

ここでは、共同開発という背景から来る共通点と、
それでも異なるポイントをわかりやすく整理していきます。

デイズは“eKワゴンの兄弟車”

eKワゴン(B11W型)は、日産と三菱が共同開発した軽自動車。
その日産版が「デイズ(B21W型)」です。

いわゆるOEMではなく、
両社が設計段階からタッグを組んで誕生した“共同開発モデル”という位置づけ。

そのため、基本構造やエンジン、プラットフォームはほぼ共通ですが、
見た目や装備にいくつか違いがあります。

外観デザインの違い

eKワゴンはやわらかく親しみやすいデザインが特徴。
一方、デイズは日産らしいシャープで都会的なテイストを前面に押し出しています。

グリルやライトまわりの形状が異なるため、
パッと見で判別できる程度には印象が異なります

装備の違いに注目

グレード構成や標準装備の一部に差があり、
たとえばメーターのデザインやシート生地、安全装備の細かい内容が異なることもあります。

中古車選びでは「デイズの方が上級装備がついていた」というケースも見られますが、
年式やグレード次第で前後するため、仕様の確認が重要です。

中古車価格はどう違う?

販売台数や人気の影響で、中古車相場にはやや差があります。

eKワゴンのほうが三菱車ゆえに価格が控えめな傾向があるため、
予算重視なら狙い目になることも。

ただし、装備や状態を含めて比較すると、必ずしも「どちらが得」とは言い切れません。

結論としては?

どちらを選んでも走りや使い勝手に大きな差はなく、違いはデザインと細かい装備。

「三菱の信頼感」「日産ブランドへの安心感」など、好みに応じて選べばOKです。

こんな人におすすめ

eKワゴン/eKカスタムは、使い勝手やデザインの好みに応じて選べる
“街乗りにちょうどいい軽”です。

ライフスタイルや価値観に合わせて、どちらがフィットするかを見ていきましょう。

シンプルで扱いやすい車がほしい人 → eKワゴン

実用重視派、通勤・買い物メインの人にぴったりです

  • スタンダードな軽ハイトワゴンとして、癖のない扱いやすさが魅力
  • 背が高く乗り降りしやすい設計で、家族や高齢者の送迎にも◎
  • エアロや装飾が控えめなので、駐車場や周囲の目を気にせず使える
  • 実用重視派、通勤・買い物メインの人にぴったりです

軽でもかっこよさにこだわりたい人 → eKカスタム

  • 精悍なフロントマスクとLEDポジションランプ付きの専用バンパーで存在感◎
  • インテリアも黒基調+メッキ加飾で高級感あり
  • タイヤも15インチにサイズアップされ、走りもほんのりスポーティー
  • “軽でも自分らしさを出したい”“ちょっといい装備が欲しい”という人におすすめです

購入前に知っておきたい注意点

eKワゴン(B11W型)は日常使いに便利な一台ですが、
中古車選びの際にはいくつか気をつけておきたい点があります。

ここでは、ユーザーの声や販売データ、実用面の傾向から、
チェックしておくべき要素をまとめました。

前期型CVTの制御に関する話題

2013年〜2014年ごろの初期モデルでは、CVT(無段変速機)の発進時に
「反応が遅い」「加速にタイムラグを感じる」といったユーザー評価が見られます。

これは当時の制御プログラムに起因するもので、
2015年のマイナーチェンジ以降は制御ロジックの見直しが実施され、
改善されたという報告があります。

購入を検討する際には、年式による差や試乗時のフィーリングを意識しておくとよいでしょう。

安全装備の有無に差がある

B11W型の前期モデルでは、現在主流となっている衝突被害軽減ブレーキ(AEB)などの
先進安全装備が設定されていないグレードもあります。
後期型や上位グレードでは搭載車が増えていますが、
全車標準ではないため、装備の有無をよく確認することが重要です。

特に家族で使用する場合や、安全面を重視する方は、
搭載グレードを選ぶことでより安心感が得られるかもしれません。

リアシートスライド非対応のグレードも

eKワゴンでは一部グレードで後席スライド機能が省略されています。

スライド機能があると、荷室拡張や乗員スペースの調整が柔軟になるため、
日常の使い勝手に影響する場面もあるでしょう。

購入時には、リアシートの可動範囲や背もたれのリクライニング機構の有無など、
実車での確認をおすすめします。

もしもeKワゴンを購入したら

毎日通るあの道も、少しだけ新鮮に見えるかもしれない。
小回りの効く軽ハイトワゴンで、駐車場のストレスもひとつ減る。

朝のスーパー、夕暮れの駅までの送迎、休日のちょっとしたお出かけ——
eKワゴンなら、そのすべてが「ちょうどいい」感覚でこなせるはず。

派手さはないけれど、無理も背伸びもしない、
でもちゃんと快適で、使うたびに「これで十分」と思わせてくれる。

燃費もまずまず、荷室も必要十分、
気づけば「気に入ってる車」の仲間入りをしている。

もしもあなたの家にeKワゴンが来たら——
それはきっと、「毎日の移動が気軽で楽になる」新しい日常のはじまりです。

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