スズキ「ソリオ(3代目)」「ソリオバンディット(2代目)」(※以下ソリオ)の紹介です。
このページではソリオの情報と、購入した場合の各種費用についてまとめています。
前提条件について
本シリーズではこちらの記事に該当する車種を紹介しております。
車種選定条件や維持費シミュレーション概要につきましてはこちらの記事をご参照ください。
ソリオの基本情報
ソリオの基本情報です。
スズキ ソリオ(3代目)
価格相場 32~50万円(2025.04調べ)
基本情報
ボディタイプ | トールワゴン |
車両サイズ | 3710x1620x1765mm |
車両重量 | 1000~1090kg |
排気量 | 1200cc |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
JC08モード燃費 | 18~20km/L |
実燃費(参考:e燃費) | 11.23~16.95km/L |
乗車定員 | 5名 |
新車時価格 | 138~199万円 |
概算維持費
維持費 | 1か月あたり(月払い) | 1年あたり(年払い) |
駐車場代 | 1万円 | 12万円 |
自動車保険 | 0.7万円 | 7.4万円 |
ガソリン代 | 0.9~1.3万円 | 10.6~16万円 |
自動車税 | 0.3万円 | 3.5万円 |
合計 | 2.9~3.3万円 | 33.5~38.9万円 |
スズキ ソリオバンディット(2代目)
価格相場 32~50万円(2025.04調べ)
基本情報
ボディタイプ | トールワゴン |
車両サイズ | 3710x1620x1765mm |
車両重量 | 1000~1090kg |
排気量 | 1200cc |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
JC08モード燃費 | 18~25.4km/L |
実燃費(参考:e燃費) | 11.23~16.95km/L |
乗車定員 | 5名 |
新車時価格 | 168~205万円 |
概算維持費
維持費 | 1か月あたり(月払い) | 1年あたり(年払い) |
駐車場代 | 1万円 | 12万円 |
自動車保険 | 0.7万円 | 7.4万円 |
ガソリン代 | 0.9~1.3万円 | 11.2~16万円 |
自動車税 | 0.3万円 | 3.5万円 |
合計 | 2.9~3.3万円 | 34.1~38.9万円 |
ソリオの特徴


スズキ「ソリオ(3代目)」および「ソリオバンディット(2代目)」は、
コンパクトでありながら室内空間が広く、低燃費で維持費も抑えやすいトールワゴンとして、
幅広い層に支持されてきました。
中古市場では価格もこなれており、50万円以下の予算でも十分に選択肢があるモデルです。
ここでは、ソリオ/ソリオバンディットの主な特徴を紹介します。
コンパクトなのに室内が驚くほど広い
ソリオ最大の魅力は「ボディの小ささに反した、圧倒的な室内空間」です。
全長はわずか約3.7mとコンパクトカー並みに収まりつつ、
車内はミニバン並みにゆったり。
後席のスライド幅が広く、成人男性でも余裕をもって足を組めるほど。
- 全高1,765mm → 子どもが立ったまま着替えられる高さ
- 室内長2,515mm → 軽ハイトワゴンよりも余裕あり
街中でも運転しやすく、室内は広い──という“いいとこ取り”の車です。
スライドドアで乗り降りラクラク
全車に後席両側スライドドアを採用。小さな子どもがいる家庭や、高齢の家族の送迎が多い方にとって大きなメリットです。
- 狭い駐車場でもドアが全開できる
- 雨の日もドアの開閉が最小限で済む
- 自動スライド付き車両も多く出回っている
家族でのお出かけが多い人には非常にありがたい装備といえます。
実燃費は軽自動車並み
ソリオはハイブリッド仕様とマイルドハイブリッド仕様があり、
いずれも1.2Lエンジン+電動アシストによって、実燃費は11〜17km/Lと非常に優秀です。
特に市街地中心の使い方で燃費が伸びる傾向があるため、
通勤・買い物など日常用途との相性は抜群。
- JC08モード:最大25.4km/L(バンディット ハイブリッドMV)
- 実燃費:おおむね13〜16km/L前後(e燃費調べ)
ガソリン代が節約できるのは、長く乗るうえで大きなメリットです。
ソリオとソリオバンディットの違い
バンディットはソリオの上位・スポーティ仕様で、内外装に「カッコよさ」を加えたモデルです。
項目 | ソリオ | ソリオバンディット |
---|---|---|
フロントデザイン | 丸みを帯びたシンプルな顔つき | シャープなヘッドライト・メッキ加飾など攻めたデザイン |
インテリア | ベージュ・グレー基調 | ブラック基調・ピアノブラック加飾など高級感あり |
装備 | 必要十分な実用装備 | 上級グレードが中心で快適装備が充実 |
走行性能やボディサイズは同じですが、見た目と質感の好みで選ぶと良いでしょう。
中古市場の価格帯も大きくは変わらないため、
「せっかくなら見た目がカッコいい方を…」という人にはバンディットが人気です。
こんな人におすすめ

ソリオは、コンパクトカーとミニバンの“いいとこ取り”をしたようなクルマです。
軽自動車ではちょっと物足りないけれど、
普通車ミニバンほど大きな車は不要という方に、ぴったりな選択肢といえます。
ここでは、ソリオが特におすすめできるタイプの方を紹介します。
街乗り中心のファミリー層
ソリオは運転しやすく、乗り降りしやすいため、小さな子どもがいる家庭に最適です。
- 狭い道もスイスイ走れる全幅1620mm
- チャイルドシートをつけたままでも余裕のある後席
- 電動スライドドアで、雨の日や買い物帰りも快適
軽自動車と同じ感覚で取り回せるのに、後席に3人座れるリアルな5人乗り。
家族での移動が多い方にとって、コスパ抜群の一台です。
維持費を抑えたい通勤・送迎ユーザー
燃費が良く、税金も安く、保険料も軽め──まさに「節約カーライフ」を送りたい人にうってつけ。
- 実燃費:13~16km/L前後 → ガソリン代が軽い
- 自動車税:年額約3.5万円(1.2Lクラス)
- 5ナンバーサイズ → 車検・整備も割安なことが多い
日々の通勤や駅への送迎、ちょっとした買い物にも活躍してくれます。
年間走行距離が多い人ほど、その恩恵を実感できるはずです。
50万円以下で「使える普通車」を探している人
「安いけどボロくない車が欲しい」という方には、ソリオはかなりおすすめです。
- 流通量が多いため、50万円以下でも状態の良い個体が豊富
- 2015年以降の車両が中心なので、装備もそこそこ充実
- 修理や部品調達もしやすい(スズキ車共通部品多数)
とくにソリオバンディットは、デザイン性と装備を求める層にも刺さりやすいので、
予算内で「ちょっといい車感」が欲しい人にもぴったりです。
もしもソリオを購入したら

想像してみてください――
スマートキーを手に、あなたが初めての“マイカー”に乗り込む週末。
軽より広くて、ミニバンより気楽。
あなたの暮らしに、ひとまわり自由が加わる瞬間です。
「軽では少し物足りなかった。でもミニバンは大げさすぎる」
そんなジレンマを一気に吹き飛ばす、ちょうどいい相棒とのカーライフが始まります。
積んで、乗せて、まだ余裕。荷物も人も気兼ねなく
たとえば土曜日の朝、家族4人で大きなショッピングモールへ。
子どものリクエストでベビーカーも一緒に積み込み、さらに週末のまとめ買い。
けれど後ろを振り返ると――まだ荷室には余裕がある。
「もうちょっと買っちゃおうか」なんて会話が弾みます。
天井が高く、窓も大きくて明るい室内は、家族全員が自然とリラックスできる空間です。
スライドドアが、暮らしに“気遣い”をくれる
小さな子どもや高齢の両親がいる家庭にとって、電動スライドドアは神機能。
乗り降り時に隣の車を気にする必要もなく、
雨の日や荷物を抱えていてもスッと乗り込めます。
「なんか、思ってたよりずっと便利だね」
気づけば、家族みんながソリオの使い勝手の虜になっているかもしれません。
遠出も、思いつきで楽しめる
日曜の朝、ふと「今日は温泉でも行く?」なんて会話が。
コンパクトだけどゆったり座れるシートと、低燃費の走り。
片道100km程度のドライブなんて余裕です。
思いつきで出かけても、後部座席で子どもたちは爆睡。
その様子をバックミラー越しに見ながら、
「ああ、こういう時間が欲しかったんだよな」と、思わず笑みがこぼれるかもしれません。
このクラスに「物足りなさ」を感じることがない
購入前は、「50万円以下だし、正直期待はしてなかった」という人でも、
乗り始めてすぐにこう思うはずです。
「なんだ、これで充分どころか、快適すぎるじゃないか」
- 高速道路もストレスなく走れる
- 視界が広く、運転がラク
- 室内も静かで、音楽や会話もクリアに楽しめる
“安くてもワクワクできる車”が、ソリオにはあります。
「ちょっとそこまで」も、「今日は遠くへ」も。
日常をもっと自由に、もっと快適に変えてくれる1台。
ソリオは、あなたの新しいカーライフをきっと素敵に彩ってくれます。
コメント