「そろそろタイヤ交換したほうがいいですよ」
そんなふうに言われても、何をどう見ればいいのかわからない…という方も多いはず。
この記事では、超初心者でもわかるタイヤのチェック方法と交換時期の目安を、やさしく解説します。
まずはここから!タイヤチェックのポイント
タイヤは車と地面をつなぐ唯一のパーツ。
でも、意外と見落とされがちです。
月に一度、目で見て確認するだけでも、安全性がぐっと上がります。
①溝(トレッド)の深さ
タイヤの溝が浅くなってきたら要注意。
新品では8mm前後ありますが、残り1.6mmを下回ると法律違反になります。
溝の中に「スリップサイン」という出っ張りがあり、それが露出してきたら交換のサインです。
②ひび割れや傷
ゴムは経年劣化します。
側面に細かなひびが出てきたら、交換の目安。
ぶつけたキズや変形も、バーストの危険があるため注意が必要です。
③空気圧
見た目では分かりにくいですが、
空気が少ないと燃費が悪くなったり、タイヤが偏って摩耗したりします。
最低でも月に1回はガソリンスタンド等でチェックしましょう。
「いつ交換する?」タイミングの見極め方
「あとどれくらい使える?」と気になる方のために、
交換タイミングの考え方をわかりやすく紹介します。
無理して使い続けると、事故やトラブルの原因にもなります。
①走行距離の目安は3〜5万km
使用状況にもよりますが、3〜5万km程度がタイヤ寿命の目安。
ただし、急発進・急ブレーキが多いと早く減ります。
②年数の目安は4〜5年
あまり走らなくても、ゴムが劣化するため年数も重要です。
タイヤの製造年は「タイヤ側面の数字(例:2519 → 2019年25週目)」で確認できます。
③雨の日に滑りやすくなったら要注意
「最近よく滑る気がする…」と感じたら、グリップ力が低下している証拠かも。
タイヤが硬くなっている、溝が減っているなどの可能性があります。
「見えないところ」にも気を配ろう
タイヤの内側やトレッドの“偏摩耗”にも注意。
見える外側だけで判断せず、タイヤ全体を確認することが大切です。
少し面倒でも、車を動かしてタイヤの向きを変えてチェックしてみましょう。
不安なときはプロに見てもらってOK!
「よくわからない」「気になるけど判断できない」
そんなときは、カー用品店やガソリンスタンドで無料点検してもらうのがおすすめ。
「交換するかどうか」はそのあと決めれば大丈夫です。
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