「オイル点検ってなんだか難しそう…」そう思っていた方にこそ読んでほしい記事です。
実は、点検だけなら5分もかからない簡単な作業なんです。
ゲージを引き抜いて、量と色をチェックするだけで、車の健康状態が少しだけ見えてきます。
ここでは初心者の方に向けて、オイルチェックのやり方とちょっとした見分け方のコツをやさしく解説します。
点検って難しそう?オイルチェックは“見るだけ”の超簡単メンテ
「オイル交換って、業者に任せるものじゃないの?」
たしかに、交換作業そのものは慣れていないと難しく感じるかもしれません。
でも、“オイルの点検”だけなら5分もあればできてしまう作業なんです。
ゲージを引き抜いて、オイルの量や色を見て、拭くだけ。
これができれば、自分の車の健康状態が少しだけわかるようになります。
この記事では、エンジンオイルの量と汚れのチェック方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
エンジンオイルって何のためにあるの?
簡単にいうと、エンジンオイルは車の“血液”のようなものです。
主な役割は次のとおり
- エンジン内部をスムーズに動かす潤滑作用
- 摩擦や熱を抑える冷却・緩衝作用
- 汚れを包み込んで洗い流す清浄作用
このオイルが少なかったり、劣化していたりすると、
エンジンに負担がかかり、燃費や寿命にも悪影響が出ます。
だから、“交換時期の前でも点検だけはしておく”というのが安心につながるんです。
チェックは月に1回が目安!
点検の頻度は、月に1回 or 長距離運転の前後が基本です。
エンジンが冷えた状態(できれば朝イチ)で、水平な場所に車を停めてからチェックしましょう。
ボンネットを開けたら、エンジンに刺さっているオイルゲージ(黄色やオレンジの輪っか状の棒)を探します。
※場所は車によって違うので、取扱説明書を見るのが確実です。
ゲージの引き抜き方と見方を丁寧に解説
- ゲージを引き抜く
- ウエス(布)やティッシュで一度拭く
- 差し直して、もう一度ゆっくり引き抜く
- 先端に付いたオイルの「量」と「色」をチェック!
ゲージには「F(FULL)」「L(LOW)」や「上限・下限」の印がついています。
オイルがその範囲に収まっていればOK。
色が透明〜薄茶なら比較的キレイ、真っ黒なら交換時期かも?
色・におい・粘度をチェックしてみよう
ゲージでチェックするのは量だけじゃありません。
におい・粘り気・色にも注目してみましょう。
- 黒く濁っている → 劣化のサイン
- 焦げたようなニオイ → 要注意
- ドロッとした粘度 → 長く交換していない可能性大
「なんか変だな?」と思ったら、無理せず整備工場やカー用品店で見てもらってくださいね。
汚れていたらどうする?次の一歩は?
もしオイルが劣化していたり、量が減っていたら、
- 交換を依頼する(プロに)
- 自分で交換に挑戦してみる
という選択肢があります。
はじめのうちは、チェックだけ自分で→交換はお店に任せるのが現実的。
でも、仕組みがわかってくると、DIY交換に挑戦したくなる人も多いですよ。
点検ができるようになると、車がちょっと身近になる
毎日は乗らなくても、たまに点検してあげるだけで、車はぐっと調子を保ちやすくなります。
オイルチェックはその第一歩。見て・触って・感じるだけでOK。
今日の点検が、「自分の車にちゃんと目を向けてあげた」っていう、
ちょっとした誇らしさにつながれば嬉しいです。
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