電源の取り方やアースの方法を学んでも、配線をどうやってつなげばいいのかが分からないとDIYは完結しません。
そこで登場するのが、「クワ型端子」や「ギボシ端子」といった成端(せいたん)パーツです。
この記事では、初心者でもできる圧着端子の使い方・つなぎ方をやさしく解説します。
圧着端子ってなに?|「電線の先に金具を付ける」作業
電線(配線コード)の先に、金属の端子を取り付ける作業を「圧着」といいます。
圧着することで、ボルトや別のコードに確実に・安全につなげることができます。
家庭用ではハンダを使う場面もありますが、車のDIYでは圧着が基本です。
よく使う端子|DIYではこの2つを覚えよう!
よく使う端子はたったの2つだけです。
用途がはっきり分かれているので難しくないですよ。
① クワ型端子(丸端子)
- ボルトで固定する用途(アース接続など)
- クワのように開いているため、ボルトを完全に抜かなくても差し込める
② ギボシ端子
- 配線と配線をつなぐ用途(電源線の延長など)
- オスとメスの組み合わせで抜き差しできる
- 純正配線にも使われており、メンテナンス性が高い
圧着の手順|4ステップでカンタン!
この手順で進めれば初心者でも簡単に圧着出来ます。
これが出来たら「なんかプロっぽい!?」って気持ちになれる事間違いなし!
ステップ①:コードの先端をむく
- ワイヤーストリッパーやカッターで被覆を5〜7mmむく
- 銅線が切れないように注意!
ステップ②:端子に差し込む
- むいた銅線を端子の金属部分にしっかり奥まで差し込む
ステップ③:専用工具でかしめる(圧着する)
- 圧着ペンチで「ギュッ」とつぶして固定
- 工具は対応サイズに合ったものを使うことが大切
ステップ④:絶縁処理をする
- ギボシ端子はカバーをかぶせる
- クワ型端子はビニールテープで絶縁すると安心
使う道具は?|DIY初心者におすすめのセット
- 圧着ペンチ(ラチェット式が簡単)
- ワイヤーストリッパー(配線むき用)
- クワ型端子・ギボシ端子のセット
- 絶縁テープ or 収縮チューブ
初心者には、必要な工具・端子がすべて揃ったセットを使うのがおすすめです。
▶ おすすめ製品:エーモン「ターミナル&ツールセット」(型番:3363)
まとめ|圧着を覚えればDIYの世界が広がる!
- 圧着とは、配線の先に金属端子を取り付ける作業
- クワ型端子はボルト接続、ギボシ端子は配線接続に使う
- 4ステップで初心者でも簡単にできる
- 専用工具とセット製品で失敗を防げる
最初はドキドキするかもしれませんが、
慣れてしまえばとても楽しく、自分で配線できる自由さを実感できますよ!
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