登録・車庫証明・納車を自分でやってみた話

登録・車庫証明・納車を自分でやってみた話_アイキャッチ 車選びのヒント

「できるだけ費用を抑えて車を手に入れたい」──

そう思った私は、販売店に任せがちな
「車庫証明」「登録」「納車」を自分でやってみることにしました。

初めての挑戦で不安もありましたが、
やってみれば意外となんとかなるものです。

この記事では、実際に私が体験した手順や注意点、
そして浮いた費用と得られた経験について、リアルにお伝えします。

自分でやるか、任せるか迷っている方の参考になれば幸いです。

結論からお伝えすると、この方法がお勧めです。
「登録」は販売店に依頼「車庫証明」「納車」は自分でやる

なぜ「自分でやってみよう」と思ったのか

ちょっと不安だけど自分で手続きしてみよう。

中古車を購入する際、「登録」「車庫証明」「納車」は多くの人が販売店に任せてしまう工程です。

しかし私は、「できることは自分でやってみたい」「少しでも総額を抑えたい」という理由から、
あえてDIYに挑戦することにしました。

結果的には、初めてでもなんとかなりましたし、車に対する理解も深まりました。

この記事では、私の体験をもとに、
自分でやる場合の手順や注意点、必要書類、実際にかかった時間や費用についてお伝えします。

車庫証明を自分で取得する方法

車庫証明の取得はそこまで難しくない。でも発行まで時間がかかるから注意。

車を購入した際、多くの地域では「車庫証明」が必要になります。

業者に依頼することもできますが、
自分で手続きを行えば費用を抑えられるうえ、意外とシンプルな流れです。

ここでは、必要な書類や実際の手続きの流れ、注意点をまとめます。

必要なもの

  • 自動車保管場所証明申請書(2通)
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 保管場所使用承諾証明書(または使用権原疎明書面)
  • 自認書(※自己所有地の場合)
  • 印鑑(シャチハタ不可)
  • 手数料(申請料+標章交付料)

書類は警察署や地域のHPからダウンロード可能です。
駐車場が賃貸か自己所有かで提出書類が変わるため、事前に確認しておきましょう。

月極駐車場を賃貸契約する場合、管理会社が必要書類を発行してくれることが多いです。
別途手数料を求められることがあります。

手続きの流れ

  1. 最寄りの警察署(保管場所管轄)で申請書類をもらうか、ダウンロード
  2. 書類を記入し、上記必要書類を添付
  3. 警察署の窓口に提出(手数料あり)
  4. 審査期間:約3〜7日後に交付
  5. 警察署で車庫証明書とステッカーを受け取る

受付は平日昼間に限られることが多いため、スケジュール調整が必要です。
標章(ステッカー)の貼り付けは2025年4月1日以降任意になりました。

ポイント

  • 地図は分かりやすく、建物や道の幅も記載する
  • 契約書ではなく「使用承諾証明書」が必要な場合が多い
  • 提出から交付までに日数がかかるため余裕をもって準備する

些細な記入ミスでも再提出になることがあるため、慎重に確認してから提出しましょう。

名義変更(登録)を自分でやる方法

名義変更手続きはちょっと難しいな。
でも経験は財産。チャレンジするのもアリ。

購入した車を自分名義にするには、「名義変更(移転登録)」の手続きが必要です。

ディーラー任せにしがちなこの作業も、自分で行えば費用の節約になります。
軽自動車と普通車では申請先が異なりますが、流れは大きく変わりません。

必要書類

  • 車検証
  • 譲渡証明書
  • 印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)
  • 委任状(場合により)
  • 自動車税・自動車取得税申告書
  • 車庫証明(普通車のみ)
  • 新所有者の印鑑

普通車は「運輸支局(陸運局)」、軽自動車は「軽自動車検査協会」が窓口です。
書類に不備があると受け付けてもらえないため、事前の準備が重要です。

陸運局(または軽自動車検査協会)での流れ

  1. 受付で必要書類の確認を受ける
  2. 申請書・手数料納付書に記入し、印紙を購入
  3. 登録カウンターに書類を提出し、新しい車検証を受け取る
  4. ナンバー変更がある場合は、ナンバーを返却して新ナンバーを受け取る
  5. 封印(普通車の場合)

混雑する時間帯を避けるのがポイントです。
順路がわかりにくいこともあるので、案内窓口で確認しながら進めるとスムーズです。

注意点

  • 書類に不備があると一発アウト。事前に販売店とよく確認を
  • 時間帯によっては窓口が混雑しているので、余裕を持って行動を
  • ナンバー変更のある県外登録は難易度がやや高い(別途運輸支局の確認を推奨)

引越しを伴う場合は住所変更も必要です。
些細な情報違いがトラブルの元になるので、記載内容はすべて一致させましょう。

納車を自分で行うメリットと注意点

納車時に車の状態を目視確認できると安心ですよね。

販売店に引き取りに行くことで、納車費用(1万〜2万円前後)を節約できます。
加えて、納車時の状態を自分の目で確かめることができるのも大きなメリットです。

注意点

  • 保険開始日のタイミングに注意(自走で帰るなら保険加入は必須
  • 現地までの交通費・時間も考慮しておくこと
  • 自走に不安がある場合は無理せず輸送サービスを利用すべき

実際に浮いた費用と、得られた経験

項目費用(業者任せ)DIY費用差額
車庫証明約10,000円約2,500円▲7,500円
名義変更約15,000円約3,000円▲12,000円
納車費用約10,000円0円▲10,000円
合計節約約29,500円

金額以上に大きかったのは、「車を迎える実感」と「手続きをやりきった達成感」でした。

まとめ:やってみれば意外とできる!でも無理は禁物

やってみればそこまで難しくない。
一度は体験してみてもいいかも。

登録・車庫証明・納車を自分でやることには確かに手間がかかります。ただ、そのぶんコストが抑えられ、車への愛着もひときわ増します。

とはいえ、時間や平日のスケジュール調整が難しい人にとっては、業者に任せるのが合理的な選択肢でもあります。「自分でできる部分だけやってみる」というハイブリッドな選び方もおすすめです。

筆者の感想としては、名義変更は販売店にお任せ、車庫証明と納車を自分で行うのがお勧めです。

名義変更手続きは、場合によって仮ナンバーが必要になることもあり、
初心者には少々難解な部分があります。

月極駐車場を契約するorしている場合、書類は管理会社にて作成いただけることが多いので、
そのまま警察署に提出するだけで済むこともあります。

納車は、販売店で現車確認・書類受け渡しと共に実施することで安心感にも繋がります。
万一納車後にキズなどのトラブルがあったら大変ですからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました